歯ぐきは歯の根元にある組織のことです。
歯を支えるほかに、細菌が歯根の奥へ侵入するのを防いだり、食べ物を噛む際に衝撃から歯を守ったりなどの役割を担っています。
歯ぐきの健康を守るためには、日頃のケアが欠かせません。
この記事では、歯ぐきケアの方法をいくつかご紹介していきます。
そもそも健康な歯ぐきとは?
健康な歯ぐきは、薄いピンク色で、引き締まった状態です。
「黒ずみが目立つ」、「触った時にブヨブヨする」、「歯磨き時に出血する」といったトラブルがある場合には注意が必要です。
鏡で確認しながら、自分の歯ぐきの状態をよく観察してみると良いでしょう。
歯ぐきの健康を守るためのケア方法
年齢を重ねると、歯周病のリスクが高まりやすくなります。
歯ぐきの健康を保つためは、普段からきちんとしたケアを行っておかなくてはなりません。
歯磨きをする
歯ぐきの健康を守るためには、口の中を清潔に立つことが大切です。
食後は必ず歯を磨くようにしましょう。
歯磨きは、毎食後1日3回のペースで行うのが理想です。
時間が経つと雑菌が増えやすくなりますので、食後は必ず歯磨きをしておきたいところです。
諸事情で1日3回の歯磨きが難しいというケースもあるかもしれません。
その場合は、食後に口をすすぐ、デンタルリンスを使うなどの対策をしてみるのも手です。
最低でも1日に2回は歯を磨くように心がけてみてください。
よく噛んで食べる
唾液には、口の中の汚れを洗い流す役割があります。
唾液の分泌が良くなることで、歯ぐきの炎症を防ぐ効果も期待できます。
食事を取る際には、よく噛むことを意識してみると良いでしょう。
タバコをやめる
タバコは、歯周病のリスクを高めると言われています。
歯の汚れや口臭の原因にもなりやすいうえに、狭心症や心筋梗塞やがんなどの病気のリスクもあります。
歯ぐきや体の健康を守りたいのであれば、禁煙に取り組んだほうが良いでしょう。
歯科医院で定期検診を受ける
自分で鏡でチェックしているだけでは、歯ぐきの状態に気が付かないこともあります。
定期的に歯科医院へ足を運んで、検診やクリーニングを受けておくと良いでしょう。
歯科医院を受診することで、むし歯や歯周病の早期発見・治療にもつながります。
まとめ
健康な歯ぐきはきれいなピンク色をしています。
黒ずみやブヨブヨ感がある場合には注意が必要です。
歯ぐきを守るためには、毎食後に歯磨きをして口の中を清潔に保つことが大切です。
自分ではわからないこともありますので、歯科医院で定期健診やクリーニングを受けることをおすすめします。