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自分の歯を保って健康維持!シニアのための歯のケアアドバイス

高齢になるほど自分の歯が少なくなり、部分入れ歯や総入れ歯にする方も増えてきます。
入れ歯にすることで食事がしにくくなり、栄養状態が悪くなって健康にも影響が出る人もいます。
そのため、健康を保つうえでも自分の歯を保っていくことが大切です。
この記事では、シニアのための歯の健康ケアアドバイスをご紹介していきます。

入れ歯は完全ではない

高齢になって歯を失っても、入れ歯をすれば問題ないと思っていませんか。
実際に入れ歯を入れると苦労することも多く、自分の歯のようにうまくいきません。
うまく噛めない、すぐに合わなくなる、食べにくい、しゃべりにくいなどの問題を常に抱える方も少なくありません。
食事量が減って栄養不足になり、病気をしやすくなる方もいます。
寝たきりなどになると入れ歯のケアもしにくくなり、いっそう食べられなくなり、体力が落ちるので気を付けなくてはなりません。
この点、東北大学の研究データによれば、歯が20本以上残っている高齢者の場合、歯が0本になってしまった高齢者に比べ、健康寿命が92日長く、介護が必要となる期間が55日短いことがわかりました。
この調査結果を見ても、歯の健康と体の健康がいかに関わり合いが深いかがわかります。

むし歯と歯周病に注意

歯を失う二大原因はむし歯と歯周病です。
そのため、日頃から歯磨きなどの口腔ケアをしっかり行うことや食習慣などに気を付け、予防をしていくことが大切です。
歯周病などの菌は寝ている間にも増殖することがあるので、朝起きたら食事をする前にも歯磨きや洗口液を用いたうがいなどを実施し、体内に菌を入れないようにしましょう。
食事をした後は、丁寧にブラッシングを行います。
力を入れすぎると歯ぐきを傷付けてしまい、十分に汚れも取れません。
正しい磨き方を知るためにも、かかりつけの歯科医でブラッシング指導を受けることもおすすめです。
体調が悪い、外出先で歯を磨く場所がないといった時には、洗口液を使ったうがいだけでもしておくと安心です。

生活習慣の注意点

高齢者は食が細くなってくることもあるので、こまめに栄養補給をすることや脱水症状にならないよう水分補給も必要です。
ただし、飴やお菓子を絶えず食べることや甘いジュースなどをずっと飲み続けていると歯を弱めることや雑菌を増殖させてしまうので、メリハリをつけた食べ方をすることや水分はお茶などの甘味料が入っていないものを取るようにするのがおすすめです。

まとめ

高齢者が健康を維持していくうえでは、歯の健康を保つことも不可欠です。
歯を失う二大原因であるむし歯と歯周病を予防するため、毎日の歯磨きや適切な食習慣や生活習慣を身につけましょう。

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