いつまでも健康な歯を守っていくためには、普段からむし歯予防に対する意識を高く持つことが大切です。
今回は、むし歯予防に役立つポイントについてご紹介していきます。
歯ブラシだけじゃ足りない!歯間フロスがおすすめ
歯磨きを念入りにしていても、歯垢ができるという方多いのではないでしょうか。
歯磨きの際にそんな方は歯ブラシのみを使っている方がほとんどです。
歯と歯の間の部分は歯ブラシだけではなかなか汚れが落とせません。
そんな時に役立つのが歯間ブラシと歯間フロスです。
歯間ブラシは歯間がぎゅうぎゅうの方はなかなか歯垢が落とせないので、歯間フロスを使ったほうが効果的でしょう。
また、ブリッジなどの器具を使っている方は、歯間ブラシを使うと汚れを落としやすいです。
食べ物に気を付ける
歯を磨けば食べ物はどんなものを食べてもいいという考えはNGです。
糖分の多い食品を摂っている方はむし歯になりやすいです。
糖こそが細菌が酸を生み出して歯を溶かし、むし歯にしてしまう原因になります。
お菓子などの間食が多い方もNGです。
普段、お茶などの糖分の入っていない飲み物を意識してジュースなどを飲まないことも大切です。
フッ素をたくさん配合した歯磨き粉の使用
フッ素は、歯を強くする作用がありますので、むし歯予防に効果的です。
虫歯菌への抵抗力をアップさせたり、歯の再石灰化を促すといった作用があったり、脱灰抑制作用があります。
最近の歯磨き粉はフッ素を高濃度で配合されているものがたくさん販売されています。
最近では1,450ppmといったフッ素濃度のものもありますので、積極的に使われると良いでしょう。
定期的な歯科でのメンテナンス
やはり、何よりも定期検診に訪れることが大切です。
むし歯になってから、歯が傷み出してから歯医者に行っているようでは、せっかくの歯が失われてしまう可能性もあります。
歯に関しては、何事も早期で発見することが大切です。
初期のむし歯であれば、適切な対処ができるので歯を抜くような心配もありません。
歯を守るためにはプロの目でしっかり確認したうえでチェックしていくことが大切です。
まとめ
歯は、皆さんにとって大切な資産の一つでもあります。
歯を失うことでどれだけのお金がかかることでしょう。
すべての歯の資産価値は、3,000万円にもなると言われているほどです。
むし歯などで歯が失われないように、ぜひ定期的なメンテナンスと丁寧なブラッシング、歯間ブラシやフロス、フッ素の活用で大切な歯を守っていきましょう。